「子どもの霊体験?エピソード」娘の発言に母はビビっていた

子育て

我が家の長女は胎内記憶といわれるものを持っていました。

(興味のある方は-胎内記憶編-を読んでいただけると嬉しいです)

2歳頃~5歳頃まで、不思議なおはなしをたくさんしてくれました。

そして小さな子は霊感が強いとよくいいますが、もれなく娘もその一人でした。

私はまったくそういう類のものはみることが出来ず、

またビビりなためホラー映画も一切みることができません。

ですから、娘が「私には見えない何か」をみるたびにとても怖かった~。(*ノωノ)

今回はそのなかから特にわたしが忘れられないエピソードをいくつか紹介したいと思います。

1.妊娠中からすでに力を発揮

胎内記憶編でも紹介したエピソードですが、私が妊娠中に家の近くのスーパーで買い物をしていると、

見知らぬおばさんから、

 見知らぬおばさん
 見知らぬおばさん

生まれてくる子どもがもしあなたに見えないものが見えると言ったら

否定しないでほしい。あなたが否定するとこの子は誰にも言えなくなって居場所がなくなっちゃうわ。

突然ごめんなさいね。私は変な人じゃないのよ。

というようなことを言われました。

その頃の私は、

私

こわっ!変なひと~・・

正直変わったおばさんだなぁと思いました。

そして友人と一緒に行った占い師からは、

占い師
占い師

あら。生まれてくる子はあなた達家族を助けにくるわ。

この子の強い意志を感じます。

と言われました。

子どもが私たちを助けるために生まれてくる?

何だかとても変な感じがしました。

そしてきわめつけは主人のみた夢・・・

夫

子どもの名前はせーちゃんだ。

2.3歳くらいの女の子が夢で言ったんだ。

とてもリアルな夢だった。

きっとこの子はせーちゃんなんだよ。

名前はせーちゃんだ。

(※せーちゃん=仮名です。)

ある日の朝、主人が飛び起きてそんなことを言うんです。

しかも真顔で興奮気味に。。

私

いやいや、何を言ってるんだい?

ただの夢でしょ?

名前の候補にせーちゃんはないよ。

しかも漢字はどうするの?

夫

いや。漢字は何でもいいよ。

でも、この子はせーちゃんなんだ。

私の名前はせーちゃんだからねって言ってたんだから。

間違いないよ!

頑としてゆずらない夫。。。

その後数日間話し合いは続き、最終的に私が折れて名前は「せーちゃん」となりました。

夢に我が子が出てきて名前を決めるなんて私には理解不能でしたが、今ではきっと娘が夢に出てきたのかもしれないと思わずにはいられません。

2.幼児期(2歳~5歳)霊視?エピソード

娘は2歳をすぎるとだいぶおしゃべりが上手になっていました。

その頃から自分の見たものを私にお知らせしてくれるようになるのですが、

霊とやらを見えないビビリな私にとっては、

娘のお知らせは怖いけど娘を否定してもいけない悩ましいものとなるのでした。

●ママおばあちゃんがいるよ

主人は飲食関係の仕事をしていたため、夜は娘と二人で過ごすことが多かったのですが、ある日夕飯を作っていると娘が駆け寄ってきて、

娘

ママ、奥の部屋におばあちゃんがいるよ。

というのです。

私

ん?おばあちゃん?おままごとでもしているの?

娘

ちがうよ。おばあちゃんがお部屋にいるよ。

おいおい。。。うそだろ。。やめてください。変なことをいうのは。。。

でも、否定してはいけない。否定してはいけない。。と自分に言い聞かし。。出た言葉は、

娘

え~っと・・これから夕飯だから帰ってもらったほうがいいと思うな。。

娘

わかった。おばあちゃんに言ってくるね。

といって奥の部屋へ・・・

「おばあちゃんごめんねぇ。今からごはんだからまたね・・」と説得する声が。。。

私はその日おばあちゃんがいたという部屋を見ることすらできませんでした。。(だって・・こわいもん・・・)

●髪の長い男の人がいるよ

祖父の家に行ったときのこと。

テレビを見ていた娘がふと斜め上を見上げたと思ったら

娘

ぎゃはははは・・

この人、男の人なのに髪がながくてハゲてる~ww

天井を指さして爆笑しました。。。もちろん私には見えません。

この時も「冷静に・・・冷静に・・」と自分自身に言い聞かせて、

私

いや。。それ落ち武者さんじゃないかな。

笑っちゃだめだよ。戦争でたたかった人だと思うよ。

お疲れさまでしたしようね。

娘

はーい。おつかれさまでした。

起立してお辞儀。でも、娘は「女の人みたいに髪が長い。。。」と、小声で言うとしばらくクスクス笑ってました。。。

●このお姉ちゃんだよ

保育園から帰る途中の車の中。後ろに座っている娘が、

娘

悪い二人のおじさんが、お姉ちゃんを殺したんだよ。

警察はもう死んでいるのに救急車で病院に連れて行ったんだって。

死んでるのに病院に行くのは変だね。

というので、

私

何言ってるの?テレビでもみた?保育園で散歩にいったときに救急車をみたの?

と聞いてみたら、

娘

そうじゃなくて、悪い人がお姉ちゃんを殺したの!

と怒り出しました。

娘が何の話をしているのかさっぱりわかりません。

私

ん~。そうかぁ。

お姉ちゃんかわいそうだね。

悪い人は警察がつかまえてくれるよ。きっと。

と、よくわからないままに話を合わせてみたら・・・

娘

でも、まだ悪い人つかまってないんだって。

このお姉ちゃんかわいそう。

私

え?!今何て?

娘

だから、このお姉ちゃんがそう言ってるの

と言って身を乗り出し、誰も座っていない助手席を指さすのです。。。

驚きと恐怖のあまり、運転中の私は、ついハンドルをきって急停車してしまいました。

言葉にならず、娘を見つめる私。。。急停車にビックリしている娘に恐る恐る聞きました。

私

ここにお姉ちゃんいるの・・・?

娘

ママ!あぶないよ!

お姉ちゃんいなくなっちゃった。

その後、どうやって家までたどりついたのかよく覚えていませんが、私にとっては、数あるエピソードの中でも1.2位をあらそうほどの恐怖体験でした。

●ここも誰かのお家なんだね。

沖縄県の伊平屋島という島で夕方から夜にかけて走る「ムーンライトマラソン」というイベントがあり、主人と友人が参加することになり旅行に行ったときのお話です。

男性陣がハーフマラソンに挑戦している間、私と娘は友人の奥さんと3人で島内を散歩していました。

小さな島ということもあって道路の直ぐそばに、たくさんのお墓が並んでいました。

お墓といっても、本土の墓石とは違い、沖縄のお墓は小さな家のような形をしています。

娘はお墓の前をとおるとき、たまにお墓にむかって「バイバイ」と手を振っています。

私は、気にしないようにしていました。すると娘が立ち止まり、お墓を見ながら言いました。

娘

ここも誰かのお家なんだね。

おじさんがね、となりにいたおばさんがいなくなったって言ってるよ。

そばに寝ていたのに、今はいなくなっちゃってさみしいって。

(また・・・いつものやつか。。。)

私

そうなんだね。。バイバイしようね。。。

と言って私たちははその場を離れました。友人の奥さんには娘の話しをたびたびしていたので、ビックリした様子はなく、

友人
友人

これが例のやつね。。

確かにすごいね。子どものころは霊感が強い子が多いっていうもんね。

二人だけの時にこんなこと言われたら確かに怖いかも。

って笑ってました。

私

笑いごとじゃないよ~。めっちゃ怖いんだからね!

そして数日後、保育園に娘を迎えにいった際に保育園の先生が、

先生
先生

お母さん。ちょっといいですか?

離島に行ったと聞きました。

お母さんもお気づきかと思いますが、

せーちゃんは勘が鋭い子だから、

離島に行く際には時期や場所を選んだほうがいいですよ。

なんて言うんです!

私

え?!先生も見える人なんですか?

先生
先生

見えるというかね。そんなことを言うと変に思われることもありますから、

あまり言いませんけどね。

きっとお母さんはわかってらっしゃると思ったから。

せーちゃんみたいに感受性の強い子は、

周りに見えないものを見ていて、気づいたら集団行動から遅れがちになる子もいるんです。でも、せーちゃんは自分の中で区切りをつけてちゃんと集団行動についてこれていますよ。でも、お母さん。

離島は場所によって「神の島」と呼ばれる島もあります。

勘の良い子はいろいろ感じるものが多すぎて参っちゃう子もいるんですよ。

信じられないかもしれないけど、少し気を付けてみてあげるだけでも、

だいぶ違いますから。ね。気を付けてね。

というのです。

妊娠中以来の不思議なことをいう大人。。。。

半信半疑ではありましたが、今後は気を付けようと思ったのを覚えています。

●寝たふりしてもわかっちゃうみたい

娘

ママがまだ起きていないときにね、

ベッドのほうを見てる人がいるよ。

この人は好きじゃないから、寝たふりしてもね。

うそだってわかっちゃうみたい。

こっちに近づいてきて、

じーっとせーちゃんを見てるの。

でもせーちゃんもがまんして目をつぶってるの。

この人はあまり好きじゃないんだ。

たぶんせーちゃんが4歳のころのことだと思います。

慣れってこわいです。そして、母強しです。

その頃には、私も霊視報告にはだいぶ慣れていて、めったなことでは驚かなくなっていました。

私

せーちゃん。大丈夫だよ。

そんな時は、すぐにママを起こしてね。

せーちゃんが嫌なものはママが追い払ってあげるよ。

もちろん、お祓いの仕方なんて知りません。

でも、ここは我が家。霊とはいえ勝手に入ってきて小さな子を怖がらせるとは何事ですか?!

ときおり現れるというその霊に腹立たしささえ覚え、娘に聞いた場所に塩をまいて「大人しくできないなら出ていきなさい!」とビシッと言ってやりました。(誰に?見えないけど、ここにいるであろう人にですよ!)

この光景を第三者が見たら頭がおかしいと思う人もいるかもしれません。

でも、それが私たちの日常となっていました。

3.霊感が強かった娘の今

娘が成長するのと比例して、「私に見えない何か」についてだんだん言わない日が増えていきました。

しかも、小学生になると学校や学童クラブでお友だちと話す「怪談話」を怖がって、低学年のうちは、トイレに一人でいけない時期もあったくらい。

私

さんざん幽霊なんて見てきたくせに、なんで怖いんだ?

と思う私。。。。

娘に聞いてみると、

娘

そんな怖いのなんて見たことないよ

というのです。

私にはわかりませんが、ホラー映画やマンガの霊はまったく別物のようですよ。

多くの幼い子どもが、大人に見えないものが見えるのはどうしてでしょう。

脳が未発達なために見える幻覚のようなものなんでしょうか。

それとも本当にそこには、解明できない何かが存在しているのでしょうか。

いずれにせよ、もしこの記事を読んでいるあなたのお子様が、

私たちに見えない「何か」を見える、または感じるというならば、どうぞ信じてあげてください。

霊がいるのかいないのかは一旦おいといて・・・きっと、その子には何らかの理由で「何か」が見えているのです。

もし私が、見えないからと言って「変なことを言うんじゃんないよ!」なんて娘を否定してしまっていたら、娘は私に何も話さず、じゃあ自分に見えているものは何なんだと悩み、心を閉ざしてしまったかもしれません。

もしかすると娘を「うそつき」呼ばわりして、「何でこんな嘘をつくんだろう。かまってほしいのかしら。愛情不足なんでしょうか。」と学校の先生や友人、家族に相談していたかもしれません。

娘を傷つけ、私と娘の間には大きな壁ができたことでしょう。

いまとなっては、妊娠中のスーパーのおばさんや保育園の先生に会えて良かったと思っています。

二人のアドバイスや忠告?があったからこそ、半信半疑でも娘をわかろうとする私がいました。

そのおかげで、娘とはいろんなことを話すことができました。

さて、12歳になった娘はまったく不思議なものを見なくなったのでしょうか。

娘

ママあのさぁ。

小さい頃から家の中をさ、

神輿をかついだ人たちが横断するんだよね。

それは夢とかじゃないんだけどさ。

神輿を担いでいる人は、小さな子からお年寄りまでいるんだけど、

最近久しぶり見かけたよ。

小さいころはよく見てたのに。

なんて言ってきました。

あなたはそれを何だと思っているのですか笑

頻度は少なくなってはいるものの、娘にはまだ時折「何か」が見えているようです。

ほんと、不思議なことってあるんですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ

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