【胎内記憶】娘が教えてくれた秘密のお話

子育て

我が家の長女は、2歳~5歳くらいまで、たくさんの不思議な話を私に話してくれました。

いわゆる出生前記憶(前世の記憶・中間生記憶・胎内記憶)と言われるものをもっていたようです。

娘が語った物語がただの空想であっても、

私にとっては大切な思い出となっています。。。

1.胎内記憶とは

胎内記憶とは、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいたときの記憶のことをいいます。

最近では、お腹にくる前のはなしとして、

例えば、前世の記憶やお空にいたころの話(中間生記憶というらしい)もふくめて広い意味でつかわれることが多いそうです。

胎内記憶研究の第一人者である池川明先生の行った調査によると、生まれてきた子どもの3人に一人の割合で胎内記憶が残っている可能性があるそうです。

ただし、胎内記憶についての研究は行われてはいるものの、医学的・科学的根拠は証明されておりません。

それでも、文化や歴史のちがう各国の子どもたちが、そろって同じようなことを語るということは、

私たちの知らない世界はあるのだと思えてなりません。

先祖から代々受け継いできたDNAによる、先祖の記憶のフラッシュバック?

たくさんのことを吸収する時期の脳の記憶整理からくる空想物語?

実は、わたしたちの子は他の惑星からきた宇宙人で、正体がばれないために消されるはずだった記憶の一部が残ってしまったの?(それはないか・・・笑)

それともやっぱり、天国という神秘的な場所があるのかしら・・・この記事を読んでいるあなたはどう思いますか?

2.妊娠中のできごと

さて、ここからは私の実体験です。

30歳のときに妊娠。

つわりもなく体調の変化も一切なく、徐々にお腹が大きくなるだけ。。

本当にお腹のなかに赤ちゃんはいるのか?と思うほど妊娠前と何も変わらない日々を送っていました。

ある日、私は自宅近くのスーパーで買い物をしていました。

すると知らないおばさんが少しとまどった様子で話しかけてきたのです。

 見知らぬおばさん
 見知らぬおばさん

あのね。変なことを言うようだけど。。。

もし、あなたの赤ちゃんがあなたに見えないものについて言ってきたら、

あなたが理解できなかったとしても否定しないであげてほしいの。

もし、あなたが否定すればこの子の居場所がなくなっちゃうから。

私は変な人じゃないのよ。いきなりごめんなさいね。

怪しい勧誘とかじゃないから。ごめんなさいね!

とだけ言って、足早に立ち去ったのです。

私

こわっ!ドン引き~。宗教の勧誘とか?

というのがその時の正直な気持ち。変わった人もいるんだな~くらいに思っていました。

そして数日後、私は友人に誘われて評判の良い占い師に占ってもらうことになりました。

すると占い師の方が、

占い師
占い師

あら。生まれてくる子はあなたたちの家族を助けにくるわ。

この子がご主人とあなたの家族を助けてくれるはず。

この子のすごく強い意志を感じます。

と言うのです。

私

赤ちゃんを守るのは親の役目。

なのに私がこの子に助けられるというの?

変なおばさん(ごめんないさい)といい、占い師といい、私はもしかしてとんでもない子を授かってしまったのか?!

なんて気にはなったのですが、数日後にはそんな出来事も忘れてしまいました。そう。。娘が不思議なことを話し出すまでは。。。

3.娘が話してくれた前世の記憶・胎内記憶

2歳をすぎたころ娘はだいぶおしゃべりができるようになっていました。

ある日娘が突然へんなことを話はじめたのです。

●前のお母さんをさがしていたよ

娘

お空が真っ暗でひこうきがたくさんとんでたよ。

海のところを一人で歩いていたよ。

泣きながらお母さんを探したんだけど見つからないの。

でも、ママじゃないお母さんのときのお話だよ

何のことか最初わからず、テレビや絵本のお話かと思って「はいはい。。」と

聞き流していたのですが、その後何度も「とてもこわかった」「お母さんがみつからなかった」

「お天気が悪くてすごく真っ暗で風も強かった」というのです。

私

お母さんに会えなくてさみしかったね。

きっとお母さんもせーちゃんのこと探してと思うよ。

と私が言うと、

娘

うん。そうだね。ママがお母さんじゃないときのお話だよ。

と言って、以降その話は言わなくなりました。

母

これは前世の記憶というものなのかな?

娘の前世は戦時中だったのかしら・・・

娘が何度か話した自分の前世?については、いつも同じシーンでした。

印象に残ったことなのか、最後の記憶なのか・・空想なのかいまだにわかりません。

ただ、この話を皮切りに娘はたびたび不思議なお話をしてくれるようになりました。

<娘の語った昔の自分>
・台風のように風がつよく空が真っ暗だった。
・飛行機がたくさんとんでいた。
・娘はひとり海辺でお母さんを探していたけど会えなかった。
・とてもさみしくて泣いた
・でもこれは、今の自分ではない。前のお母さんとのおはなし。

●ママをみてたよ

娘

ママはもう大丈夫だよ。

一人で泣いているのをみたよ。

パパにもかくれて泣いていたでしょ?

もうせーちゃんがいるから大丈夫だよ。

とてもビックリしました。これは私の中でもトップシークレットだったから。

実は娘を授かる一年前に私は兄を亡くしました。

自分でもブラコンかと思うほど小さいころから兄にベッタリだったので、兄がいなくなってからというもの寂しくて車の中で一人でよく泣いていました。

家族や主人に心配かけたくなかったので、車で出ては一人泣いている日々を過ごしていました。

それを娘は見ていたというのです。そして、「私がきたから大丈夫だよ」と言うのです。

そのとき、以前に占い師から「この子はあなたを助けにきた。強い意志を感じる」言われた言葉を思い出しました。

偶然の一致なのかもしれませんが、涙があふれてとまりませんでした。

●男の子がくるよ

娘

あのね。男の子がくるよ。

今じゃないよ。

せーちゃんが4歳をすぎたら生まれるよ。

本当はこの子が先にくる予定だったんだけど、

足がわるくて病院にいるよ。

せーちゃんは順番がまてなくて先にいくねってママのとこにきたの。

足はなおったかな~。

この時点で娘は3歳になったばかり。

私

もうすぐ生まれるの?

男の子?女の子?

せーちゃんは弟がほしいの?

わざと、男の子なのか女の子なのか再度きいてみました。

娘

今じゃないよ。せーちゃんが4歳すぎてからだよ。

男の子って言ったでしょ。

せーちゃんが決めたんじゃないんだよ。

ほんとはこの子はせーちゃんのお兄ちゃんだったの。

でも、せーちゃんが順番を待てなかったの。

というのです。

以前に娘がうまれてきた理由を聞いて以降、私は胎内記憶について何冊かの本や記事を読んでいました。

その中で「順番を守らなかった子は先天性の病気だったり短命な子が多い。

そのことを承知のうえで子どもは生まれてくる」というのを見たことがありました。

娘は先天性甲状腺機能低下症という病気です。生まれつき甲状腺がありません。

甲状腺ホルモンが自分で作れないため定期的に血液検査をしホルモン剤を服用しています。

私

そっか。そうだったんだね。

せーちゃんはそれでもママのとこに来てくれたんだね。

ありがとうね。

弟ちゃん楽しみだね~。

と、妙に納得して娘に返答できるようになっていました。

病気になったことを娘の自業自得だと言っているわけではありません。

娘のように不思議な話をするたくさんの子供たちの記録と、娘の話す内容の一致に妙に納得できたのです。

娘の予言どおり?
娘が4歳の誕生日を迎えた数か月後に弟が生まれました。
そしてその子は、娘がいうように脚を治療してきたのか、
股関節形成不全が疑われたものの、
体質として下半身の開きが悪いという診断となり、
今では何事もなく元気に走り回っています。
そして、姉弟喧嘩の際の弟の口癖は「せーちゃんのことなんか将来守ってやんないからな!」です。
年下のくせにお兄ちゃんのつもり?笑 親としては少し笑えます。

4.胎内記憶についておもうこと

本当に「胎内記憶」ってあるのでしょうか。私にはわかりません。

全てが偶然の一致、またはこじつけなのかもしれません。

それでも私は娘に救われたことも事実ですし、お話を聞くのが楽しみでもありました。

子どもって不思議ですね。

娘が胎内記憶のおはなしをしてくれたのはだいたい5歳くらいまで。

それからはピタリと話さなくなりました。

それから・・・・

記憶?以外にも娘は不思議な力をもっていました。

私には見えないものが見えていたのです。

そう。よくいう子どもは霊感が強いというやつです。こわっ!

そのエピソードについては「子どもは霊感が強いって本当?」をご覧くださいませ。

(注)この記事はあくまで個人の体験を記したもので、医学的・科学的根拠はございません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ

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