12歳と8歳の子ども二人を子育て中、観光業界で働いており、社内ではSDGs委員会に所属しているまーくーです。
夏休みに入り、毎年悩ましいのが「自由研究」ではないでしょうか。親も一緒に取り組まなきゃなかなか完成しない宿題の一つですよね。今年はオリンピックイヤーということもあり、日本でも急速に「SDGs」が認知されるようになりました。だからこそ今年の夏休みの自由研究テーマは「SDGs」に決まり!
この記事では、SDGsをテーマに考えた小学生向けの自由研究テーマを紹介します。
この記事で紹介する自由研究
・マインドマップをつくる
・ぼくの(わたしの)町 写真集
・食について考える!SDGsレポート作成
1.自分ができるSDGsを発見!マインドマップを作ろう
マインドマップとは、人の考えていることを見える化した図のことです。
お子様とSDGsに関するマインドマップを作製します。この時点でお子様がSDGsを知らなくても大丈夫。一緒に考えるうちに何となく理解できるようになるでしょう。このマインドマップは親子、兄弟又は友だちとの共同制作でも良いと思います。
準備するもの
・下書き用の紙(再生紙・裏紙・ノート何でもOK)
・色ペン
・模造紙
・のりやハサミ
1.地球・世界をよくするためにできることを書き出す
地球をよくするためにはどうすれば良いのか。自由な発想で意見を出し合います。この時どんな意見も否定してはいけません。意見が重複しても構いません。一人は、みんなの意見を白紙に書き出します。この時点では箇条書きでOK。
<例>
- 食べ物を無駄にしない
- 節電する
- 地球温暖化を減らす
- 友だちと仲良くする(こういう意見だってOK)
- ゴミをすてない
- 貧困をなくす
出し合った意見からすぐにとりくめそうな課題をいくつか選ぶ。
2.白紙にマインドマップの下書きをしよう
下書きなので不要な白紙や裏紙、ノートの最後のページを使用します。
真ん中はイラストになります。地球でも家族でも何でもOK。もちろんイラストを張ってもOK。下書きにイラストは不要です。画像は実際に我が家で行った時のt画像です。
子どもの意見を聞きながらどんどん紙に書き足していきましょう。
次に自分たちがすぐに取り組めそうなものを青えんぴつで囲います。そしてSDGs17の目標の何番にあてはまるのかを子どもと一緒に考え、赤えんぴつで書き足します。
3.【本番】模造紙にマインドマップを書く
模造紙にマインドマップを書きます。色ペンを使ってカラフルに仕上げましょう。ターゲットの番号はアイコンを切り取って張るときれいに仕上がります。
模造紙に感想や取り組みの決意表明を書いて出来上がり!
(気持ちが乗ってきて短歌まで書いていました)
2.ぼくの(わたしの)町 写真集
自分たちが住んでいる町の紹介を兼ねたフォトブックを作ります。
準備するもの
・スマートフォンやカメラ
・写真を貼るノートやアルバム、厚紙(ポスター用)
・色ペン
・ハサミやのり
↑上記のようなキットがあると便利です。(約400円)近所の文房具店や雑貨をのぞいてみてください。
1.自分の町の好きなものを写真に撮る
いま住んでいる町で残したいと思うものは何でしょうか。子どもと一緒に散歩をしながら自分の町の好きなところを写真に撮りましょう。海・山・歴史的な建物・学校…何でもOK。
ここでも大事なことは子どもの意見を尊重すること。大人よりも子どもの感性はすばらしいものです。自由な発想で写真を撮らせましょう。
2.写真を選ぶ
写真集はノートやフォトブックにこだわらず、ポスター形式でもOK。撮った写真の中から好きな写真を数枚選びましょう。この時の枚数は、写真集用に用意したものに合わせます。
- 写真ごとに以下のポイントを考えよう
- ・選んだ理由
(例)きれいだから。何となくすきだから。いつも見ているから
・この景色を残すためにできること
(例)大切に使う。ゴミをすてない。募金をする。こわれたら直す。
・SDGs17の目標の何番かな?
(例) 写真集→11番「住み続けられるまちづくり」
大切に使う→12番「つくる責任 つかう責任」
ゴミをすてない→14番「海の豊かさを守ろう」15番「緑の豊かさも守ろう」11番「 住み続けられるまちづくり 」
3.写真集の仕上げ
写真集に写真を貼り、コメントを書こう(選んだ理由・残すためにできること・SDGs17のアイコン)
はい!完成。上記画像のような形でフォトブックを作ってみてください。素敵な自分の町紹介を兼ねたSDGsBookが出来上がります。
同じ要領で新聞を作ってみても良いですね。
3.食について考える!SDGsレポート作成
すでにSDGsを知っているお子様なら、17の目標のうちテーマを絞って新聞を作成してみましょう。
1.テンプレートをつくる
最初にレポートのテンプレート(型)を決めてしまえば簡単です。後は、その型にはめて問題ごとに調べてレポートを書きましょう。
<例>
●タイトル
●問題点・・・今世界や身の周りで起こっている問題点を書きます。(調査方法:本、インターネット、周りへのインタビュー)
●改善方法・・・出来るか出来ないかはひとまず置いておいて、どうしたら改善できるのかということにフォーカスして改善方法を考えましょう。
●すぐにできること・・・ぼく(わたし)がすぐに取り組めることを書きます。(箇条書きでOK)
2.レポートごとにSDGs17の目標アイコンを貼る
いくつかのレポートを書いたら、そのレポートがSDGs17の目標の何番に該当するかを考え、アイコンを貼っていきましょう。アイコンはカラーコピーをして切り取り貼ってもよし。書いても構いません。
テーマが”食”だからと言って、必ずしも2番「飢餓をゼロに」ではありません。複数の目標が該当すると思いますのでよく考えてアイコンを割り当てれば完成です。
3.持続可能な世界のために考える
「子どもと一緒にSDGsを考える」いかがでしたか?SDGしゃオリンピックが終われば終わりではありません。中には商売に利用している企業も多いのが現実です。
SDGsはきれいごとだという人も多いでしょう。でも、取り組みを始めたことで改善された例も多くあります。私たち自身や未来のこどもたちのためにも、ほんの少しでも地球に良いことを初めてみませんか。きっとそのマインドは子どもたちに受け継がれ、いつしか大きな力となっていくと信じています。
一緒にみんなが幸せに近づけるような明るい未来を創りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。(*- -)(*_ _)ペコリ
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